ジュエルショップ花形では簪(かんざし)もオリジナル作成しております!
良くある和風の生地物や、収まりの良いシンプルなデザインは私で無くても出来るのでご注文頂かない限り作りませんが、その代わり見た事ないくらいヘビーでインパクトのあるデザインを日々考案しています。
簪は他のどのアクセサリーよりも作成するのに時間が掛かるし難易度も高いのですが、その分花形ならではのオリジナルデザインが目を惹くとお客様にも特に喜んで頂いているアイテムです。
そんな、唯一無二のデザイン簪をこのページで少しずつお披露目させて頂きますね!
「とにかく目立つ蝶のアクセサリーが見たい」と言うお客様の声を元に作り始めた簪でした。 ちょうどかなりインパクトのある蝶が手元にあったので、それをメインパーツとして試行錯誤を繰り返しました。 正直組み合わせパーツが中々しっくり来る物が出来なくて、いくつか完璧にラインストーンを張り付け終わったパーツをボツにする場面も・・・笑 でもそんな甲斐あってとても豪華な物が出来上がりました。 こちらはツイッターでの反響もかなり大きくて、すぐにお引き取り先が決まって、そして現物を見て改めてとても気に入ったとご連絡を頂けたのが印象的でしたね(^^♪
お花や蝶々ってのは簪のイメージとして十分あり得る物だけど、ユニコーンの簪なんて見た事無いよね・・・?ってそんな思い付きで作り始めたのがきっかけでした笑 髪に固定する櫛の部分以外は全て元々簪では無いパーツを組み合わせて作っています。 ユニコーンは空想上の神秘的な生き物で、私の中では星空を優雅に駆け抜けている姿がぴったりだなと思ったので、まず星がモチーフとなったパーツを探し集めました。 それをどう立体的に組み上げるかが課題でしたが、ちょっとした閃きで薄いゴールドプレートを螺旋状に変形させて天の川に見立て、それを両側から別のホワイトプレートで挟み込み、デザイン性と強度の確保に成功しました! スワロフスキーやラインストーンは要所要所に入れて全体像のコントラストがボケない様に、「これは完全に花形オリジナルデザインだ!」と胸を張って言える作品が出来上がりました。 こちらもツイッターで反響頂き、お客様の推し様も画像を見て気に入って頂いてからのお引き渡しとなりました。
元々は椿の簪は作れますか?と言う依頼から制作をスタートした作品。 正直な所、簪作りはまだこの時点では経験が浅かった為手探り状態から初まり、パーツ選択から悩みに悩みましたが、仮組状態から何度も角度調整をしていき形になりました。 本体メインパーツのカメリアの土台には花びら一枚一枚隙間が極力出ない様慎重に一粒ずつ貼り付け、立体感が出るよう取り付けた縁取りのジェットブラックストーンが更に赤を際立たせる様に。 立体組みした葉っぱや、周囲を飛び交う蝶には別カラーのストーンで彩を、そしてバックのプレート部分はプレートの輝きや曲線は活かす様控えめな石使いを。 更にプレート中心部には特注Vカットピンクスワロフスキーを蕾に見立てて作成しました。 ぶら下がり部分にも本体に合わせた色のスワロフスキーを使い、他に例を見ない簪が完成したのです!