初代椿簪

大衆演劇に使う簪
実はこれが簪作りに目覚めたきっかけとなった作品。
頭に実際装着したイメージ
ぶら下がりの長さも長すぎず短すぎずしっかり拘りました。
拡大画像、本体部分
近くで見ても美しさが失われない様、一切制作に妥協は許しません。

元々は、椿の簪は作れますか?と言う依頼から制作をスタートした作品。

正直な所、簪作りはまだこの時点では経験が浅かった為まずはどう花形オリジナルと呼べる物を作ろうかと考えた結果、得意のメタルパーツを使ったヘビーなデザインに挑戦する事になりました。

パーツ選択から悩みに悩みましたが、仮組状態から何度も角度調整をしていき徐々に形に。

本体メインパーツのカメリアの土台には花びら一枚一枚隙間が極力出ない様慎重に一粒ずつ貼り付け、立体感が出るよう取り付けた縁取りのジェットブラックストーンが更に赤を際立たせる様に。

立体組みした葉のモチーフや、周囲を飛び交う蝶には別カラーのストーンで彩を、そしてバックのプレート部分はプレートの輝きや曲線は活かす様控えめな石使いを。 更にプレート中心部には特注Vカットピンクスワロフスキーを蕾に見立てて作成しました。
ぶら下がり部分にも本体に合わせた色のスワロフスキーを使い、他に例を見ない簪が完成したのです!

花形の簪全般は見たまんまそれなりに重量がありますが、鬘に挿す事を前提にお作りしているので、意外とセットした時しっくり来る様に出来ています♪

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大衆演劇アクセサリー、ネックレス、ブレスレット